多汗症の3つの治療方法 そのメリットデメリットとは

多汗症とは、季節や温度に関係なく特定の部位または全身に大量の汗を掻く症状のことです。汗のせいで体臭がきつくなったりワキガと間違えらえたり、湿疹や肌荒れにつながったりと、多汗症に悩む人は案外に多いのです。いくつかの対策方法と、そのメリットデメリットを比較してみましょう。

まずは塗り薬を使用する方法です。市販でも購入出来る薬で有名なのものには塩化アルミニウムを含むテノール液・オドレミン・塩化アルミニウム、焼きミョウバンを含むエキシウクリームなどがあります。メリットとしては値段が1000円程度と手ごろで購入しやすい事、使用方法が塗り込むだけでとても簡単な事などがありますが、塩化アルミニウムは使い過ぎると効かなくなるというデメリットがあります。

また塗り薬には市販されている薬と医師に処方してもらう薬がありますが、処方薬の方が成分の濃度が濃く、肌に刺激が強いなどという副作用が出やすい一面があります。またかゆみやかぶれ、炎症や汗の出口が詰まって小さな水泡が出来る汗疱という症状が表れることもありますので注意が必要です。

最近の多汗症治療で人気が高まっているのがボトックス注射です。これはボツリヌス菌を注射してアポクリン腺やエクリン腺の働きを抑止していく方法です。汗腺のある皮下に注射をするので、発汗を抑える効果はとても大きいのがメリットです。ただ効果が永遠に続くわけではありません。定期的に注射を受けなければならないので費用の面では結構高額になります。ボトックス注射による副作用らしきものはまだ確認されていませんが、他の医薬品との併用などの諸条件に関しては、医師に相談することがお勧めです。

多汗症の治療で手術を用いる方法はどうでしょうか。胸腔鏡下交感神経節遮断術は内視鏡を使って交感神経を切断する方法です。主に手の多汗症に治療に使用され、傷口が小さく痛みも少ないことや手術時間が短時間で済むこと、日帰りで出来ることがメリットです。ただデメリットとして、他の部分の汗の量が増えることがあります。

他にも脇の下にあるアポクリン汗腺やエクリン汗腺を切除する手術方法もあり、これは主に脇の多汗症の治療に使われます。傷口は比較的小さいですが、前述の手術方法よりは目立つことや?~2時間を要することと術後1~2週間は固定しなければならないのがデメリットです。副作用としてはやはり他の部位からの発汗量が増えてれしまうことが挙げられます。手術による多汗症治療には十分な注意が必要です。

多汗症の程度や自分がどこまで汗を抑えたいのかによって手段を選びましょう。

顔汗 止める